秋里籬島著、竹原春朝斎ほか画の『摂津名所図会』巻一(寛政十年刊)に所載。京の古義堂を継いだ伊藤東涯<いとう とうがい>(1670−1736)は、享保十二年(1727)と十八年(1733)の二度、含翠堂に来講したが、その講義図が本書に掲載されている。(No.70の図版)