中井竹山筆。享保九年(1724)五月から天明三年(1783)三月に至る約六十年間に、懐徳堂内であった学事に関する事項を年代順に記したもの。別に同じく竹山自筆の『懐徳堂外事記』があり、享保十一年(1726)から安永九年(1780)に至る五十五年間の学問所の奉行所に対する事項を記している。「内事記」「外事記」ともに『懐徳』第十二号(昭和九年刊)付録の「懐徳堂旧記」に活字翻刻されている。
附属図書館Webサイトへ