中井竹山筆。これは懐徳堂の学寮に掲示されたもので、懐徳堂教育のあり方を示す代表的な規定。第一条には「書生の交わりは貴賤貧富を論ぜず、同輩たるべきこと」と定め、座席は入門の新旧・幼長の順・学問の浅深によって互いに譲りあうよう記している。『懐徳堂文書六巻』第四巻の『大阪学校書類』に所収。「寅八月定」。
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