明和二年(1765)九月、中井履軒手製。反古紙を貼って作った深衣の雛形。身、裳、袖、衽等それぞれ寸法を記している。履軒は、同年著した『深衣図解』(全文画像ファイル化済み)の中で、礼記の深衣篇及び玉藻の文について、その忌服の制を考証・図解し、深衣が古代中国の貴人の燕服(ふだん着)であることを論じている。
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