中井履軒撰並書。天明四年(1784)、弟子にあたる鴻池宗家の山中氏から、鎮守である稲荷祀の再建に際して、碑文作成の依頼があり、履軒がこれを受けて書いたもの。伊丹の地が鴻池家の発祥の地で、酒造業によって現在の隆盛に至ったという由来を記している。懐徳堂記念会所蔵。
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