図書を探す

ここでは図書全般の探し方を紹介します。
一口に図書と言っても、「参考図書」「入門書・概説書」「専門書・研究書」などさまざまです。内容や使用場面の違いについては、以下のページをご覧ください。

 資料の種類と探し方の全体像:レポート作成レベル

 資料の種類と探し方の全体像:卒論・修論レベル

テーマに合う図書を探し出す

レポート課題や研究テーマに合致する図書を探すために、主な方法として以下の3つがあります。3つの方法を併用することで、より幅広く探すことができます。

蔵書検索システムなどで検索する

例えば、大阪大学蔵書検索(OPAC)は大阪大学で所蔵している図書や雑誌などの資料の情報を収録したデータベースのことです。検索窓にキーワードを入れると、図書を検索できます。

Point 大阪大学蔵書検索(OPAC)を含めた多くの蔵書検索システムでは、目次の内容を検索できず、書名・著者名などの限られた情報に対してのみキーワード検索をしています。そのため、思うように検索結果を得られない場合は、キーワードを他のことばに言い換えてみたり、「上位語」(ある概念を含むより広い概念)で検索してみたりしましょう。

卒論執筆や研究活動にあたり参考文献を探すような場合は、大阪大学で所蔵している資料にとどまらず、特定の図書を入手するの個所で紹介するようなデータベースも使って、より広く先行研究を探すようにすると良いでしょう。

参考文献をたどる

図書には、著者がその図書を書く上で参考にしたり、引用したりした文献(参考文献・引用文献といいます)が記載されています。それらの文献をたどると、もっと知識を深めることができます。

Point レポート作成および新しい研究内容に取り掛かるときは、参考図書の各項目に挙げられている参考文献や入門書・概説書の参考文献からたどると良いでしょう。

 参考文献リストの読み方

ブラウジング

ブラウジングとは本棚を眺め回して、気になる本があれば目次やまえがきなどを拾い読みして、テーマにあった図書を探す方法です。
図書館では、図書を内容別に分類して本棚に並べているので、同じテーマの本は同じ場所に集中しています。 図書を内容別に分類する方法として、大阪大学の図書館では日本十進分類法を使っています。調べたい内容の分類番号の本棚に行って、図書をみてみましょう。

特定の図書を入手する

大阪大学の図書を探す

まず、大阪大学蔵書検索(OPAC)を検索して、図書が阪大にあるか、ある場合はどこにあるかを確認のうえ入手してください。
紙の図書だけでなく、電子ブック(オンラインで読むことのできる図書)もまとめて検索できます。

 蔵書検索(OPAC)の使い方

Point 最寄りの図書館にない図書については、図書自体の取り寄せや、一部分の複写の取り寄せができます。詳しくは以下のページをご覧ください。

 資料を取り寄せる

大阪大学以外の図書を探す

大阪大学にない場合は、必要に応じて、他大学・他機関に範囲を広げて探しましょう。他大学・他機関に所蔵の図書は、取り寄せや訪問利用が可能です。

 資料を取り寄せる

 他大学等の図書館を利用する(訪問利用)

日本国内

海外

近隣の公共図書館の図書を探す

入門書・概説書や新書・文庫などの場合は、近隣の公共図書館(都道府県立、市町村立図書館)に所蔵があることも多いです。ぜひ有効に活用しましょう。

大阪府Web-OPAC横断検索 
大阪府内の公共図書館(府立・市町村立図書館など)の蔵書を横断して検索できるシステムです。
大阪府以外の各都道府県でも同様の横断検索システム  が提供されています。

お住まいのある自治体だけでなく、在学しているキャンパスがある自治体(豊中市吹田市箕面市)の市立図書館および、大阪府立図書館においても貸出サービスを利用できます。直接、各図書館を訪問して利用していただくことになりますが、大阪府立図書館の図書は大阪府内の市町村立図書館に取り寄せ可能です。

北摂7市3町(豊中市・池田市・吹田市・高槻市・茨木市・箕面市・摂津市・島本町・豊能町・能勢町)にお住まいの方は、在住市町以外の北摂地区7市3町の図書館でも本を借りることができます。そのためには広域利用のためのカードの発行が別途必要になりますので、詳しくはお住まいの市町の図書館にお尋ねください。