上村松園「詠哥之図」が展示されます(総合図書館 10/9~11/16)

2025年10月9日

上村松園の作品「詠哥之図(えいかのず)」(大阪大学総合学術博物館所蔵、熊谷知哉氏寄贈)が下記の期間、総合図書館で展示されます。

上村松園(1875~1949)は京都生まれの日本画家で、美人画を得意とし、1948年に女性として初めて文化勲章を受章しました。代表作に重要文化財「序の舞」などがあります。

本作は、松園が1941年頃に描いた作品で、短冊に和歌をしたためる女性の姿を繊細な筆致で表現しています。江戸時代の公家または武家の女性をクローズアップでとらえた安定感のある構図で、晩年の特徴的な作風を示しており、女性美を追求しつづけた松園ならではの優品といえます。この機会にぜひご覧ください。

展示概要

展示作品上村松園「詠哥之図」(大阪大学総合学術博物館所蔵、熊谷知哉氏寄贈)
展示期間2025年10月9日(木)~11月16日(日)
展示場所大阪大学附属図書館 総合図書館 A棟3階(豊中キャンパス)
観覧受付時間総合図書館の開館時間内(ただし、閉館の30分前まで)

観覧にあたってのお願い

  • 開館日・開館時間は、総合図書館ホームページでご確認ください。
  • どなたでもご観覧いただけます。小学生以下は、保護者の同伴をお願いします。
  • 図書館利用者票をお持ちでない方は、カウンターの職員にお声がけください。観覧目的として一時的に入館いただけます。
    受付で記名と本人確認書類のご提示をお願いします。
  • 展示場所は、本学学生・教職員の学習スペースのため、団体での観覧や長時間の観覧はご遠慮ください。
    同時入館は5名程度まで、観覧は30分以内とさせていただきます。

お問い合わせ先

展示作品についてのお問い合わせ先

総合学術博物館
共創推進部 社会連携課 総務係
TEL:06-6850-6284
E-mail: kyousou-syakai-soumu[at]office.osaka-u.ac.jp ※[at]は@に変更してください

観覧についてのお問い合わせ先

附属図書館 総合図書館