2016年4月以降到着分

2017/3/27 下野恵子 招へい教授(社会経済研究所)

「所得増税」の経済分析 : 日本における財政再建と格差縮小 / 下野恵子著(ミネルヴァ書房, 2017)

2017/3/24 名津井吉裕 教授(高等司法研究科)

民事訴訟における法人でない団体の地位 / 名津井吉裕著(大阪大学出版会, 2016)

 法人でない団体が民事訴訟の当事者となる訴訟の理論的解明は、民事訴訟法学上の難問の一つである。本書は、わが国が当事者能力概念を継受したドイツとの比較研究を通じて、権利能力等の実体法上の主体性概念とは別に、訴訟上の主体性概念が生成した前提条件を分析し、純訴訟法的な主体性概念の存在及びその意義を検討するとともに、その成果を踏まえてわが国の当事者能力概念とその判断構造を解明し、当事者能力論が今後進むべき方向を提示しようと試みたものである。

2017/3/22 水谷規男 教授(高等司法研究科)

未決拘禁とその代替処分 / 水谷規男著(日本評論社, 2017)

  未決拘禁(現行制度では被疑者・被告人の勾留)は理論的な正当化根拠を持たない必要悪である。これが本書の出発点となる問題意識である。本書ではこの問題意識から出発して、国際人権法における未決拘禁規制とその影響の下で行われたフランスの制度改革を跡付けた。そして、わが国における立法課題として、勾留に代わる「手続確保処分」の導入と、勾留をした場合の事後的な代償措置(無罪の場合の刑事補償の完全補償化と未決勾留日数の本刑への全部算入)の拡充が必要であることを示した。

2017/3/22 林葉子 研究員(文学研究科)

性を管理する帝国 : 公娼制度下の「衛生」問題と廃娼運動 / 林葉子著(大阪大学出版会, 2017)

2017/3/16 吉田靖之 

海上阻止活動の法的諸相 : 公海上における特定物資輸送の国際法的規制 / 吉田靖之著(大阪大学出版会, 2016)

2017/3/13 木村剛 教授(基礎工学研究科), 小林研介 教授(理学研究科), 田島節子 教授(理学研究科)

物性物理100問集 / 大阪大学インタラクティブ物質科学・カデットプログラム物性物理100問集出版プロジェクト編(大阪大学出版会, 2016)

 大阪大学博士課程教育リーディングプログラム「インタラクティブ物質科学・カデットプログラム 」を履修する大学院生が中心となって編集した物性物理に関する問題集です。学部生や大学院生向けに、物性物理学の基礎事項を問う100問が厳選され、丁寧で充実した解答例と共に収録されています。様々な専門書を読み漁らなければ遭遇できない基本的な問題から高度な問題までを網羅する質の高い100の問題を1つの書籍としてまとめたユニークな問題集です。

2017/3/3 柴岡弘郎 名誉教授(理学研究科)

演歌・ナツメロ植物図鑑 / 柴岡弘郎著(岩波ブックセンター (制作), 2017)

2017/2/27 西連寺隆行 准教授(国際公共政策研究科)

いのち、裁判と法 : 比較法の新たな潮流 : 滝沢正先生古稀記念論文集 / 矢島基美, 小林真紀編集代表(三省堂, 2017)

2017/2/14 宮原曉 教授(グローバルイニシアティブ・センター)

交錯する台湾認識 : 見え隠れする「国家」と「人びと」 / 陳來幸, 北波道子, 岡野翔太編(勉誠出版, 2016)

2017/2/9 藤岡真樹 非常勤講師(文学研究科)

アメリカの大学におけるソ連研究の編制過程 / 藤岡真樹著(法律文化社, 2017)

2017/2/9 橋本幸士 教授(理学研究科)

マンガ超ひも理論をパパに習ってみた : 天才物理学者・浪速阪教授の70分講義 / 橋本幸士原作 ; 門田英子漫画(大阪大学出版会, 2016)

 科学者の話す最先端科学をそのままストーリーにのせた、同名の原作(講談社)をコミック化した、おもろい「科学書」。原作者の橋本幸士教授(理学研究科)にちなみ、「パパ」の研究室や出てくる風景は阪大がモデルです。ムズカシイ最先端科学が常識を打ち破って思わぬ形で身近に浸透することを期待します。
【概要】
「異次元はなんで見えへんのやと思う?」超ひも理論が専門の浪速阪教授の娘、美咲はある日パパが異次元とひもの研究者だと知ってうろたえる。「異次元なんて、ない」と言い切る高校生の美咲にパパは1日10分、7日間で「ホンマもんの異次元を教えたろう」という。異次元をパパに習って素粒子が「ひも」やと思うとめっちゃすごいことが見えてくる?! 講義はパパの研究室で!

2017/1/26 本間正明 名誉教授(経済学研究科), 松浦成昭 名誉教授(医学系研究科), 河越正明 特任教授(医学系研究科), 日高政浩 招聘教授(医学系研究科)

医療と経済 / 松浦成昭, 河越正明, 日高政浩編集(大阪大学出版会, 2016)

2017/1/20 佐久間修 教授(法学研究科)

刑法総論の基礎と応用 : 条文・学説・判例をつなぐ / 佐久間修著(成文堂, 2015)

 犯罪捜査官などの実務家に向けた理論問題の解説書として、刑法総論の重要テーマを取り挙げたものです。具体的には、それぞれの主要な論点について、現行法令の罰条や最新の判例を素材としながら、刑法総論の思考方法と結びつける形で掘り下げた検討を加えています。
 近年、一部の学説(客観的帰属論や因果的共犯論など)が、過去の蓄積を無視した議論を展開することに疑問を提起する一方、一部では、具体的事案の処理に即した解答例も掲げてあります。いずれも、刑法総論の基本知識とその応用に向けた筋道を示すようにしており、現在の日本の通説・判例を踏まえた点も含めて、犯罪捜査の現場で必要となる実践的思考力を身につけることができるでしょう。

2017/1/20 秦吉弥 助教(工学研究科)

被害地震の揺れに迫る : 地震波形デジタルデータCD付き / 秦吉弥, 野津厚著(大阪大学出版会, 2016)

2016/12/19 韓喜善 助教(言語文化研究科)

韓国語ソウル方言の平音・激音・濃音の研究 / 韓喜善著(大阪大学出版会, 2016)

2016/11/28 中山康雄 教授(人間科学研究科)

パラダイム論を超えて : 科学技術進化論の構築 / 中山康雄著(勁草書房, 2016)

2016/11/28 湯浅邦弘 教授(文学研究科)

懐徳堂事典 / 湯浅邦弘編著 増補改訂版(大阪大学出版会, 2016)

2016/11/22 飯塚一幸 教授(文学研究科)

日清・日露戦争と帝国日本 / 飯塚一幸著(吉川弘文館, 2016)

2016/11/22 有川友子 教授(国際教育交流センター)

日本留学のエスノグラフィー : インドネシア人留学生の20年 / 有川友子著(大阪大学出版会, 2016)

2016/11/8 竹内栄一 教授(工学研究科), 田中敏宏 教授(工学研究科)

高温材料プロセスにおける熱移動の基礎とケーススタディー : Metallurgical heat transfer from a lecture note of Professors Brimacombe and Samarasekera / 竹内栄一, 田中敏宏著(大阪大学出版会, 2016)

2016/10/26 戸部義人 教授(基礎工学研究科)

構造有機化学 / 戸部義人, 豊田真司著(朝倉書店, 2016)

2016/10/12 武田佐知子 名誉教授(文学研究科), 津田大輔 非常勤講師(外国学部)

礼服 : 天皇即位儀礼や元旦の儀の花の装い / 武田佐知子, 津田大輔著(大阪大学出版会, 2016)

2016/9/29 平山晃司 准教授(言語文化研究科)

古典ギリシア語文典 / マルティン・チエシュコ著 ; 平山晃司訳(白水社, 2016)

2016/9/21 高橋照彦 教授(文学研究科), 中久保辰夫 助教(文学研究科)

Nonaka Kofun and the age of the five kings of Wa : the government and military of 5th-century Japan / edited by Teruhiko Takahashi … [et al.](Osaka University Press, 2016, c2014)

2016/9/21 藤川隆男 教授(文学研究科)

妖獣バニヤップの歴史 : オーストラリア先住民と白人侵略者のあいだで / 藤川隆男著(刀水書房, 2016)

2016/9/21 加藤直三 名誉教授(工学研究科)

Applications to marine disaster prevention : spilled oil and gas tracking buoy system / Naomi Kato, editor(Springer Japan, c2017)

 本書は、2011年度から2015年度にかけての日本学術振興会科学研究費補助金(基盤研究(S))(23226017)「流出重油・ガスの自動追跡システムの確立と革新的海洋防災システムへの展開」の結果を纏めたものです。本書では、油タンカーや海洋プラットフォームの事故に関連する海洋防災システムの研究を取り上げています。本書の最も本質的な面は、海底からの石油とガスの吹き出し挙動のリアルタイムモニタリングのための自律型深海水中ロボットの開発、漂流油のリアルタイム追跡と監視のための新しいタイプの自律型浮遊ロボットの開発です。これらのロボットの使命は、石油やガスの挙動をより正確に予測するために、本研究で開発した油やガスの海底からのf噴出や海面上に流出した漂流油の挙動のシミュレーションモデルに、測定データで提供することにあります。

2016/9/8 大村英昭 名誉教授(人間科学研究科), 山中浩司 教授(人間科学研究科)

とまどう男たち / 伊藤公雄, 山中浩司編 ; 死に方編(大阪大学出版会, 2016)

2016/9/7 山中浩司 教授(人間科学研究科), 古川岳志 非常勤講師(全学教育推進機構)

とまどう男たち / 伊藤公雄, 山中浩司編 ; 生き方編(大阪大学出版会, 2016)

2016/9/2 天野文雄 名誉教授(文学研究科)

世阿弥を学び、世阿弥に学ぶ / 天野文雄編集(大阪大学出版会, 2016)

2016/8/24 柴田芳成 准教授(日本語日本文化教育センター)

時雨物語絵巻の研究 / 絵詞研究会編 (臨川書店, 2016)

 『時雨』は室町時代物語(お伽草子)に分類される物語の一つで、王朝物語的な世界をもった作品です。本書に取り上げる『時雨物語絵巻』は、永正十年(1513)の書写になる、現存する同物語の最古本にあたります。これまで、一部の研究者には存在が知られていたものの、まとまった研究は備わっていませんでした。このたび、古典文学研究者と美術史研究者からなる絵詞研究会が輪読してきた成果をもとに、釈文・現代語訳、諸本対照表、研究論文(四本)として一書にまとめて公刊することとなりました。

 その本文は古態を残していると見られ、読解にあたっては難解な点もありますが、この本をきっかけに、多くの人の眼に留まり、研究が深まってゆくことになればと思います。古典文学研究者のみならず、美術史に関心のある方にも手に取ってもらいたいと思います。

2016/8/2 杉山清寛 教授(全学教育推進機構), 福田光順 准教授(理学研究科), 山中千博 准教授(理学研究科), 下田正 教授(理学研究科)

物理学実験 : 大阪大学物理学科・物理学実験テキスト / 杉山清寛 [ほか] 編 (大阪大学出版会, 2016)

2016/7/1 大高順雄 名誉教授(言語文化研究科)

L’ histoire ancienne jusqu’a Cesar : deuxieme redaction : edition d’apres le manuscrit OUL 1 de la bibliotheque de l’Universite Otemae (ancien Phillipps 23240), etude de langue, glossaire et index nominum / Yorio Otaka ; introduction et bibliographie Catherine Croizy-Naquet ; t. 1, t. 2 (Paradigme, 2016)

 文学的解説はUniversite de Paris III Sorbonne – La Nouvelle教授Catherine Crozy-Naquetにより、校本作成、言語研究、難語解、固有名詞表は大高順雄による。フランス語による古代史としては13世紀初頭から14世紀にかけて最初の世界史Faits des Romains『ローマ人の活躍』が韻文で読者向けに専らCaesarカエサルの事績を語った。ほぼ同時期にHistoire ancienne jusqu’a Cesar 『カエサルまでの古代史』がトロイア戦争を取り入れて散文で聴取者向けに作られた。これにはフランス国立図書所蔵の4写本B.N. f. fr. 254, 301, 2255, 24396が知られていたが、大手前大学所蔵写本O(前Phillipps 23240)が研究の結果、同系統の写本であることが判明したので、今回刊行されるに至ったのである。

 14世には史的作品として、いくつかの作品が現れた。上記『ローマ人の活躍』は専らカエサルの事績を叙述したものであり、第1群を構成するのに対して、『カエサルまでの古代史』は第2群に分類され14世紀に編纂された。この第2群は異教の古代のみを叙述し、トロイア戦争に加わったフリギアのダリオスDares le Phrygienのラテン語の散文から12世紀にブノア・ド・サント・モールBenoit de Sainte-Maureが作成した韻文『トロイア物語』Roman de Troie に遡及する。

 本文は117葉、約30,000行からなり、古代の伝承、100葉を占めるトロイアの挿話に、Ovidiusオウィディウスの『Heroides英雄の女たち』の訳、14世紀までの伝承の諸要素を挿入した散文物語である。

 西欧の諸民族の故土であると同時に、模倣し、否定し、超越すべきギリシアの都市トロイアが終に崩壊する過程を叙述することにより、中世を通じて存続した古代文明に対する幻惑と同時に西欧社会の根幹であるキリスト教義に対する批判が反映されている。

2016/7/1 Agnes Disson(アニエス ディソン) (文学研究科)

Essais sur la poesie francaise de l’extreme contemporain 1980-2015 / Agnes Disson (Presses Universitaires d’Osaka, 2016)

2016/6/27 河森正人 教授(人間科学研究科), 栗本英世 教授(人間科学研究科), 志水宏吉 教授(人間科学研究科)

共生学が創る世界 / 河森正人, 栗本英世, 志水宏吉編集 (大阪大学出版会, 2016)

2016/6/17 清水育男 名誉教授(言語文化研究科), ウルフ・ラーション(Ulf Larsson) 特任准教授(言語文化研究科), 當野能之 助教(言語文化研究科)

スウェーデン語 / 清水育男, ウルフ・ラーション, 當野能之著 (大阪大学出版会, 2016)

2016/6/13 志水宏吉 教授(人間科学研究), 高田一宏 准教授(人間科学研究)

マインド・ザ・ギャップ! : 現代日本の学力格差とその克服 / 志水宏吉, 高田一宏編著 (大阪大学出版会, 2016)

 3時点(1989年、2001年、2013年)にわたる小・中学生に対する学力実態調査の結果を、教育社会学的な視点から分析した著作である。中核となるテーマは、「学力格差の実態把握とその克服の筋道の探究」。タイトルを、『マインド・ザ・ギャップ』(=格差に気をつけろ!)としたゆえんである。学力調査の経年比較、学力のジェンダー差・階層差、学力形成に果たす社会関係資本の役割、授業スタイルと学力、学力と社会性との関連、学力を支える「効果のある学校」の追究などのトピックが具体的に扱われている。

2016/6/13 秋田茂 教授(文学研究科), 桃木至朗 教授(文学研究科)

グローバルヒストリーと戦争 / 秋田茂, 桃木至朗編著 (大阪大学出版会, 2016)

 本書は、2003年度から開講している5研究科共同によるリレー講義「歴史学方法論講義」(歴史学のフロンティア)で使用する教科書と教養書を兼ねた書籍である。「歴史学のフロンティア」は、5研究科プラス外部招聘講師、合わせて13名によるリレー講義であり、既成の区分を超え新しい歴史学方法論を考える授業である。本来、大学院向けの授業であるが、2012年度から学部生にも公開し、好評を得ている。

 本書は、大阪大学出版会から刊行された教養書『歴史学のフロンティア―地域から問い直す国民国家史観』(2008年)、『グローバルヒストリーと帝国』(2013年)に次ぐ、3冊目の論集である。今回の書物でも、現在、世界中の歴史学界で話題となり、阪大未来戦略機構にも研究部門が開設された「グローバルヒストリー」をメインテーマに掲げた。グローバルヒストリーは、「比較」と「関係性」の二つのキイ概念を使って、地球的規模で、国境・地域を超える人類史の課題を歴史的に考察し新たな世界史の構築を目指す学問分野である。

 本書では、読者に最先端の研究の具体像を提示するために、「戦争」に焦点を絞り、国境・地域と時代を超えて、戦争を、日本、アジア、欧米の諸事例をとりあげて世界史の文脈で論じた。特に本書では、阪大歴史系が実績を有する「関係史」の観点を重視し、次の三つの小テーマ(主題)を軸に戦争を論じている : (1)国際秩序・地域秩序の形成・再編と戦争―戦争を契機として新たに形成・再編された前近代の広域地域秩序(帝国体制)、近現代の国際秩序の特徴と独自性の解明 ; (2)アイデンティティ、自己認識と戦争―20世紀の「総力戦」に限らず、戦争のイメージ・記憶と自己認識の変容、戦争をめぐる歴史認識問題の発生と対応 ; (3)軍事技術の移転・人的交流と戦争―近世軍事革命や近現代の武器移転など、軍事技術を介した関係性、戦争を契機としたヒトの移動・交流の加速化。 以上の三点のいずれかを、各論で論じる。序章では、これら相互の関係・関連を明らかにする総論を展開した。

 本書には、日本史関連の4つの論考が収録されている。狭義の日本史と世界史の融合、統合をめざすグローバルヒストリー研究の独自性と、読者にとっての魅力を引き出せるような全体構成を試みた。本書のように、第一次史料を組み込んで、史実に基づき、戦争を古代から現代まで通時的に論じた書物は稀である。西洋中心史観で書かれたウィリアム・H・マクニールの『戦争の世界史』(中公文庫)などとは全く異なる、アジア・日本を重視した新たなグローバルヒストリー、戦争論である。執筆者12名と章構成は、以下の通りである。

序章 秋田 茂・桃木至朗
グローバルヒストリーと戦争
第1章 田中 仁
戦後70年と21世紀の東アジア ―「戦争の語り」と歴史認識
第2章 秋田 茂
冷戦とアジアの経済開発
第3章  中嶋 啓雄
太平洋戦争後の知的交流の再生――アメリカ研究者とロックフェラー財団
第4章  中野 耕太郎
第一次世界大戦と現代グローバル社会の到来―アメリカ参戦の歴史的意義
第5章  左近幸村
軍事か経済か?―帝政期ロシアの義勇艦隊に見る軍事力と国際関係
第6章  岡田 雅志
山に生える銃―ベトナム北部山地から見る火器の世界史
第7章  後藤 敦史
もうひとつの「黒船来航」―クリミア戦争と大阪の村々
第8章  古谷 大輔
財政軍事国家スウェーデンの複合政体と多国籍性―コイエット家の事績を中心に
第9章  伊川 健二
ポルトガル人はなぜ種子島へ上陸したのか
第10章  桃木 至朗
「戦後50年」と「戦後70年」-抗元戦争後の大越(ベトナム)における国際秩序・国家理念・政治体制
第11章  中村 翼
モンゴル帝国の東アジア経略と日中交流
第12章  市 大樹
「白村江の戦い」再考

2016/6/7 福岡まどか 准教授(人間科学研究科)

インドネシア上演芸術の世界 : 伝統芸術からポピュラーカルチャーまで / 福岡まどか著 (大阪大学出版会, 2016)

2016/6/7 大高順雄 名誉教授(言語文化研究科)

新村出記念財団設立三十五周年記念論文集 / 新村出記念財団編 (新村出記念財団, 2016)

口絵(写真)15葉が故新村出先生を同時代人と共に生き生きと伝える。

  1. 新村出先生18?(明治年26年7月24日)。
  2. 結婚写真(明治33年11月10日)。
  3. 富士見町の波多野家にて(明治36年5月)辻善之助・波多野精一と共に。
  4. 留学時ベルリン写真館にて(明治40年4月至同41年3月)友人と共に。
  5. 東京帝国大学文科大学博言学科(明治39年7月)神田誠太郎・伊波普猶・小倉進平・藤岡勝二・上田万年・八杉貞利・保科幸一・金田一京助・後藤朝太郎・徳沢健三・橋本進吉・畠山円諦と共に。
  6. 京都帝国大学文科大学(大正初年夏)吉沢義則、藤井乙男・内藤虎次郎・谷本富・藤代禎輔・上田敏・島文次郎・松本亦太郎・鈴木虎雄と共に。
  7. 大正天皇即位大典に列席するために大礼服にて(大正4年11月10日)
  8. 御進講者の田中館愛橘,鈴木虎雄・辻善之助及び控えの姉崎正治、宇野哲人と共に宮内省にて(昭和8年1月18日)
  9. 京都帝国大学図書館長室にて(昭和10年頃)
  10. 退官記念講演会(昭和11年10月9日)田中秀央、成瀬清、大賀寿吉、野上俊夫、太田喜三郎、竹友藻風、黒田正利、泉井久之助、太宰施門、石田憲次と共に。
  11. 成城の柳田国男邸にて同氏と共に(昭和16年2月11日)
  12. 文化勲章受章記念写真(昭和31年11月3日)山田耕作、安藤広太郎、坂本繁二郎、村上武次郎、八木秀次氏、古畑種基と共に。
  13. 自宅書斎にて(昭和31年11)
  14. 東京帝国大学演習論文「博言学科学生 新村出 日本音韻研究史 第1学年試験論文」(明治30年6月17日提出)
  15. 大英博物館所蔵「天草版『伊曾保物語』」の筆者ノート3冊の第1冊首ページ(明治41年暮~42年春)。

記念論文目次

  • 小林芳規 日本平安初期の訓読法と新羅華厳経の訓読法との親近性-副詞の呼応による -pp. 5-20.
  • 吉野政治 翡翠の語誌 pp. 21-32.
  • 山口康子 「心の鬼」続貂 pp. 33-57.
  • 遠藤邦基 坊門局の表記-「とん(=とも)」「助詞「お」の場合― pp.59-76.
  • 小林千草 天草本『平家物語』<鵺>の段成立考 pp. 77-99.
  • 土井洋一 新村先生とキリシタン文献 -大英博物館における初回の調査- pp. 101-15
  • 藤本幸夫 日本古活字版と朝鮮及び西洋印刷術-アーネスト・サトウと新村出の所説を中心に-pp. 117-35.
  • 今西祐一郎 古活字版の校正 pp. 137-48.
  • 浅野敏彦 明治知識人の用いた漢語-際会- pp. 149-62.
  • 真田信治 【研究ノート】宜蘭クレオールの語彙覚書-身体語彙について- pp. 163-69.
  • 宮部信明 デジタル広辞苑の歩み pp. 171-182.
  • 狩野直禎 諸葛瑾についての一考察 pp. 183-201.
  • 大高順雄 在昔対外書状攷 pp. 252 (95)-202 (145).
  • 森美樹 荷風・晩年の生と死 pp. 264 (83)-253 (94).
  • 玉村禎郎 和語と漢語の相補性-基本度から見た転成と借用- pp. 278 (69)-266 (81)
  • 玉村文郎 ≪現代日本語における文字・文字列・符号等の考察≫ pp. 294 (53)-279 (68)
  • 由本陽子 身体部分名詞と動詞の複合語について pp. 312 (35)-295 (52)
  • 米川明彦 俗語の力と心 pp. 334 (13)-313 (34)
  • 吉田和彦 アニッタ文書の書記のこころを読む pp. 346 (1)-335 (12)

2016/6/1 小嶌典明 教授(法学研究科)

労働法とその周辺 : 神は細部に宿り給う / 小嶌典明著 (アドバンスニュース, 2016)

メモワール労働者派遣法 : 歴史を知れば、今がわかる / 小嶌典明著 (アドバンスニュース, 2016)

2016/5/31 杉田米行 教授(言語文化研究科)

Toward a more amicable Asia-Pacific region : Japan’s roles / edited by Yoneyuki Sugita (University Press of America, 2016)

Japan viewed from interdisciplinary perspectives : history and prospects / edited by Yoneyuki Sugita (Lexington Books, 2015)

2016/5/31 平田惠津子 教授(言語文化研究科), 鳥居玲奈 講師(言語文化研究科), ロジェリオ・アキチ・デゼン(Rogrio Akiti Dezem) 特任教員(言語文化研究科)

ポルトガル語 / 平田惠津子, 鳥居玲奈, ロジェリオ・アキチ・デゼン著 (大阪大学出版会, 2016)

2016/5/26  南雲サチ子 教授(医学系研究科), 森井英一 教授(医学系研究科)

実践細胞診テキスト : 初心者からエキスパートまで / 南雲サチ子, 森井英一編著 (大阪大学出版会, 2016)

2016/5/23 星野俊也 大阪大学理事・副学長, 大槻恒裕 教授(国際公共政策研究科), 村上正直 教授(国際公共政策研究科)

平和の共有と公共政策 / 星野俊也, 大槻恒裕, 村上正直編 (大阪大学出版会, 2016)

2016/5/19 橋爪節也 教授(総合学術博物館), 横田洋 助教(総合学術博物館)

待兼山少年 : 大学と地域をアートでつなぐ“記憶”の実験室 / 橋爪節也, 横田洋編著 (大阪大学出版会, 2016)

2016/5/17 高島幸次 招聘教授

奇想天外だから史実 : 天神伝承を読み解く / 高島幸次著 (大阪大学出版会, 2016)

2016/5/10 池道彦 教授(工学研究科)

想創技術社会 : サステイナビリティ実現に向けて / 池道彦, 原圭史郎編著 (大阪大学出版会, 2016)

2016/4/14 石川真由 教授(グローバルイニシアティブ・センター)

世界大学ランキングと知の序列化 : 大学評価と国際競争を問う / 石川真由美編 (京都大学学術出版会, 2016)

2016/4/14  林初梅 教授(言語文化研究科)

台湾のなかの日本記憶 : 戦後の「再会」による新たなイメージの構築 / 所澤潤, 林初梅編 (三元社, 2016)

2016/4/14 吉野勝美 名誉教授(工学研究科)

解析数学、函数論、応用数学 / 池田盈造講義録 (米田出版, 2016)