【展示】TA企画「2017年は○○がアツい!」

2017年2月1日

さまざまな分野の「2017年にアツい本」を集めてみました。知的好奇心で寒さを吹き飛ばそう!!

展示場所:総合図書館B棟2階ラーニング・コモンズ 学習相談(TA)カウンター

展示図書一覧

タイトル / 著者 (シリーズ名)
1
データ解析のための統計モデリング入門 : 一般化線形モデル・階層ベイズモデル・MCMC / 久保拓弥著 (確率と情報の科学 ; 第1期)
データ解析あるある:実験や調査で取ったデータを解析するのに、『本当にこの方法でいいのかなぁ?』と思いながら、とりあえずexcelで最小二乗法をしてみる←これでいいのか?の疑問、解決します!!著者の久保先生の講義ノートをまとめ直した本です。少し発展的な統計モデルについて、Rを使った演習をしながら非常に分かりやすく書かれています。
(理学研究科化学専攻)
2
なぜデザインが必要なのか : 世界を変えるイノベーションの最前線 / エレン・ラプトン [ほか] 著 ; 北村陽子訳
デザイン=物の色や形といった目に見える部分を美しくととのえる、ことだけではありません。人と人がどのようにつながるか、物は人に対してどのようにあるべきか、といった目に見えない部分を考えることもまた「デザイン」の一環です。この本では、環境や健康といった諸問題に「デザイン」の立場からどのようなアプローチがなされているかを、豊富な具体例を通じて知ることができます。
(文学研究科)
3
収奪の星 : 天然資源と貧困削減の経済学 / ポール・コリアー [著] ; 村井章子訳
環境保護と経済成長の両立による持続可能な経済発展の実現を目指して、十数年。いつしか、自然環境は、既得権益を奪取する場に変貌してしまった。
なぜ、自然環境が政治腐敗を招いてしまうのか。本書は、自然を舞台にした先進諸国の新たな略奪を警告する。
(経済学研究科)
4
保守主義とは何か : 反フランス革命から現代日本まで / 宇野重規著 (中公新書 ; 2378)
「保守主義」があまりにも都合よく使われている、日本へ。
「保守主義って何?」世界中で自称・保守主義者が増えた現在、再び保守主義の本流を学ぶ。18世紀から現代日本までの思想の軌跡をたどった、話題作!!
(国際公共政策研究科)
5
サイクス=ピコ協定百年の呪縛 : 中東大混迷を解く / 池内恵著 (新潮選書)
100年前の「秘密協定」は、本当に諸悪の根源なのか?
1916年に英仏が交わした密約「サイクス=ピコ協定」は、英国の「三枚舌外交」のひとつとして悪名高い。しかし、この名を出すことで複雑な状況を単純にとらえてしまってはいないだろうか。「分かった気にさせるマジックワード」を今一度、勉強しなおそう。
(国際公共政策研究科)
6
国際経済法 / 松下満雄, 米谷三以著
一方ではトランプ新大統領がTPPからの離脱と2国間貿易交渉への注力を表明し、他方では英国のEUがもたらす日系企業への影響が懸念される現在。こうした国際政治経済の状況を踏まえ、今後の日本の対外通商、国際貿易の動向が気になります。消費者としてだけでなく、就職活動を念頭に、企業目線で通商について勉強してみてはいかがでしょうか?
(国際公共政策研究科)