Open Access Week 2025開催中!(2025/10/20~26)

2025年10月17日

Open Access Week

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Open Access Weekは、学術・研究図書館の国際連合SPARC(Scholarly Publishing and Academic Resources Coalition)と学生コミュニティが2008年に立ち上げた催しです。毎年世界中の図書館がこの期間中にオープンアクセスを広めるためのイベントや活動を行います。
     
Open Access Week 2025(2025年10月20日~26日)のテーマは、 "Who Owns Our Knowledge? (我々の知識は誰のものなのか?) "です。
商業化された学術プラットフォームが企業の利益追求を先鋭化させる中、すべての人への知識の共有を目指す研究コミュニティやインフラ(機関リポジトリ、プレプリントサーバー、オープンな出版プラットフォームなど)にあらためて注目してみましょう。

大阪大学学術情報庫OUKA

大阪大学学術情報庫 OUKA(おうか)は大阪大学の機関リポジトリです。 大阪大学の教育研究活動から生み出される論文などの学術成果を電子的に保管・公開するサービスです。
誰でも無償で本文まで閲覧でき、本学の教職員・大学院生は研究成果を公開することができます。

このようなサービスを機関リポジトリといい、インターネットを通じて世界中の誰もがいつでも大学などの研究成果を自由に無料で見られるようにすることを目的に構築されています。 学術雑誌論文、博士論文、紀要論文、会議発表資料、研究データなど様々な学術成果が登録され、全文を読むことができます。
OUKAは、2025年9月末時点で約96,500件のコンテンツを収載しています。

OUKAのコンテンツを見てみよう!

下のバナーからOUKAにアクセスできます。
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Open Access Week期間中は、附属図書館のXアカウントで注目コンテンツを紹介します!

  • 大阪大学附属図書館Xアカウント:UOsakaLib

研究成果をOUKAで公開する

大阪大学の教職員・大学院生は、研究成果の公開の場としてOUKAを利用できます。

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*クリックで拡大します

学術雑誌論文

論文をオープンアクセス出版する場合は、出版社に対する多額のOA料金(APC)の支払いが発生しますが、非OA論文(ジャーナル購読者のみ読める方式で出版した論文)であっても、査読後・レイアウト前の「著者最終稿」であれば、多くの出版社が機関リポジトリでの公開によるオープンアクセス化を認めています。こちらは著者の費用負担がありません。
大阪大学の教員は、「リポジトリ登録支援システム」で簡単に登録依頼ができます。登録依頼はメールでも承っております。

  • 詳しくはこちら

*大阪大学は2020年4月17日に策定した「大阪大学オープンアクセス方針」で、学術雑誌に掲載された大阪大学の教職員の研究成果を可能な限りオープンアクセス化することを定めています。

紀要

OUKAでは、学内刊行物を広く登録・公開しています。部局・研究室等で発行している紀要や報告書のインターネット公開の場として、ぜひOUKAをご活用ください。
紀要バックナンバーの電子化・著作権処理などの支援も行っています。

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研究データ

OUKAでは、研究データの公開が可能です。論文のジャーナル投稿時に根拠データの公開が要求される場合のプラットフォームとしても利用可能です。             

  • 詳しくはこちら

 
その他、図書、小冊子、教材など、さまざまな形態・内容の研究成果を公開できます。お気軽にお問い合わせください。             

オープンアクセスについて学ぶ(オンライン教材)

学内教職員向けオンライン研修「オープンアクセスを巡る状況と大阪大学におけるオープンアクセス支援」をCLEで開講しています。
短いシリーズ動画8本からなるコースで、電子ジャーナルの価格高騰、論文掲載料(APC)を必要とするオープンアクセス誌やハイブリッド誌の広がり、いわゆるプレダトリージャーナルの出現など、大きく変わりつつある学術情報流通、とりわけオープンアクセスを巡る動向を学び、また、大阪大学におけるオープンアクセスへの支援内容を理解することを目的としています。

コース内容

1 オープンアクセスの背景と経緯1:シリアルズ・クライシスを中心に
2 オープンアクセスの背景と経緯2:オープンアクセス運動の流れ
3 オープンアクセスの方法
4 オープンアクセス出版とAPC
5 「プレダトリージャーナル」
6 「大阪大学オープンアクセス方針」
7 大阪大学のオープンアクセス支援1:APC支援
8 大阪大学のオープンアクセス支援2:大阪大学学術情報庫 OUKA
受講方法

こちらを御覧ください。

研究データ管理・オープンアクセス支援ポータルサイト

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今年度、大阪大学オープンサイエンス推進室では、研究データ管理とオープンアクセスを支援するポータルサイトを新たに公開しました。
オープンアクセス実践方法についてや、今年度新規採択分から開始した、科研費等、公的助成を受けた論文のオープンアクセス義務化方針(国のOA義務化方針)への対応方法、よくある質問などをまとめています。また、データマネジメントプランの作成をはじめ、研究データ管理を支援する情報を提供しています。

お問い合わせ

附属図書館 学術情報整備課 電子コンテンツ担当
 06-6850-5071  


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 即時OA義務化に向けたOUKA登録・転換契約等のご案内

 FD研修のご案内

 絶版図書等のOA化推進チラシ