大阪大学附属図書館将来構想2025-2030 : オープン化の時代に即した、阪大の新しい知の循環へ貢献する図書館
2025年3月12日 図書館委員会承認
2025年3月19日 部局長会議報告
大阪大学附属図書館では、『理念と目標』(2008年2月13日 図書館委員会承認)を策定し、学術情報基盤を完備した大阪大学の「知の拠点」として貢献してきた。近年オープン化が加速する中で、これからもその使命を果たしていくにあたり、2025年から2030年までの将来を見通すことで、大阪大学附属図書館の役割を明確化するために、以下のとおり将来構想を策定した。
本構想は、2024年8月に発足した図書職員(係員級)5名による「附属図書館将来構想案検討ワーキンググループ」が作成した案を基に、館長・副館長および職員による意見を反映させ、ボトムアップ型で練り上げたものである。
大阪大学附属図書館将来構想2025-2030
概要図
本文
<ビジョン>
大阪大学附属図書館は、学術情報の基盤として、利用者が既存の「知」を発見・活用し新たな「知」を創出・継承・発信するサイクルを、能動的にサポートすることで、学習・教育・研究の成果を最大化する。
<4つの軸からなる将来構想>
- 情報の発見・入手・利活用をサポートする
- 研究成果を継承・発信する
- 大学の知と社会を繋ぐ
- 図書館機能の基盤を整備・強化する
<行動指針>
- 利用者中心
- 多様性社会への貢献
- 連携
- 専門性
参考資料
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『「2030年の姿」実現に向けてのアイデア~WGでのフリーディスカッションから~』
※図書館委員会での承認は受けていない。2024年度に策定された『大阪大学附属図書館将来構想2025-2030』の4つの軸で掲げた「2030年の姿」の実現に向けて、今後の大阪大学附属図書館における行動のアイデアを、将来構想案検討ワーキンググループでのフリーディスカッションをもとにして挙げたものである。