職員研修

令和7年度大阪大学職員研修「研究での利活用に向けたデジタルアーカイブの構築・運営:デジタル人文学を中心として」

趣旨

大学図書館におけるデジタルアーカイブの構築は、主に貴重資料等を電子化し保存・公開するかたちで行われてきた。その後、国文学研究資料館による「国文研DDHプロジェクト」(前「歴史的典籍NW事業」)により日本語の古典籍資料の電子化公開が飛躍的に進むなど、各大学図書館の所蔵資料の電子化が意欲的に進められており、さらには「「2030デジタル・ライブラリー」推進に向けたロードマップ」(「2030デジタル・ライブラリー」推進に関する検討会、2024年7月)においてもコンテンツのデジタル化が強く要請されている。

また、公開技術の面においては、IIIFへの対応や周辺技術の活用、共通基盤であるジャパンサーチとの連携などを通じた柔軟な利用や発見可能性向上のための取り組みが進みつつあり、研究、とりわけデジタル人文学における、より一層の利活用が期待される。

本研修は、実際にデジタルアーカイブを利用している研究者による講演と、国内外でのデジタルアーカイブ運営についての事例報告を通じて、資料を単に電子化公開するのみならず、研究者がデジタルアーカイブやデジタル化された資料を利活用しやすくするために、デジタルアーカイブの提供側が意識すべきことを考える機会とする。

主催 大阪大学附属図書館
企画協力 京都大学附属図書館、神戸大学附属図書館 
(本研修は「京都大学附属図書館、大阪大学附属図書館及び神戸大学附属図書館の連携・協力活動」により、協力して企画しています。)
日時 2026年2月13日(金)14:00~16:55
実施方法 対面・オンライン(Cisco Webex Webinars)同時開催
対面会場 総合図書館6F図書館ホール(大阪大学豊中キャンパス) アクセス方法
対象
  1. 大阪大学の教職員
  2. テーマに関心をもつ他大学等の教職員
※本研修は「大阪大学職員研修」の一つ(図書館職員スキルアップ研修)として実施しますが、他大学等の方もご参加いただけます。
※学生の方はご参加いただけません。
定員 対面会場(50名)、オンライン(300名)
参加費 無料
プログラム
13:30~14:00 受付(対面会場のみ)
14:00~14:05 開会挨拶
14:05~15:05 講演「「観る」アーカイブから「組み合わせ、計算する」アーカイブへ:データ駆動型研究を支える次世代の基盤づくり」
講師 吉賀夏子 准教授(大阪大学大学院人文学研究科)
概要 人文学においても、大量の資料データを計算機で処理・分析する「データ駆動型研究」が急速に進展しています。本講演では、デジタルヒューマニティーズ(DH)の研究者が、資料をどのように「データ」として扱い、AI等の技術と組み合わせているのか、その実態を紹介します。その上で、研究者が創造的に資料を使い倒すために、これからのデジタルアーカイブに求められる機能や運用(発見のしやすさ、相互運用性など)について、利用者と構築者の両視点から提案します。
15:05~15:10 質疑応答
15:10~15:40 事例報告1 「デジタルアーカイブの利活用促進に関する海外調査報告 : EAJRS(ドイツ)における発表およびルクセンブルク大公国での機関訪問」
報告者 山本侑子 氏(大阪大学附属図書館)、児玉恭祐 氏(京都大学附属図書館)、久我彩乃 氏(神戸大学附属図書館)
15:40~16:10 事例報告2 「使われるデジタルアーカイブって何だろう? 東京大学附属図書館の取組をもとに(仮)」
報告者 中村美里 氏(東京大学附属図書館)
16:10~16:20 休憩
16:20~16:50 全体の質疑応答
16:50~16:55 閉会挨拶
申込方法

申込み・参加方法(PDF)をご覧のうえ、お申込みください。

※申込期限:2026年2月9日(月)

お問い合わせ 大阪大学附属図書館 図書館企画課 企画係
  06-6850-5073
※お問い合わせはできるだけメールでお願いいたします。

過去の職員研修